滋賀県ペストコントロール協会に寄せられる、衛生害虫についての相談ですが、相談件数が多い順に、害虫の特徴など「TOP 5」までご紹介いたします。内容を知りたい害虫の名前の上をクリック(タップ)してください。
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毒針を持つ昆虫で、日本ではハチに刺されて死亡する人は年間平均で40人にも及ぶ(主にお年寄り)。人間の生活にトラブルを起こす種類は、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類。ミツバチの毒は他の2種類と比べて弱いが、天井裏等に巣を作られると、夏に蜜が溶け出したりして厄介である。スズメバチ、アシナガバチは1年で巣を使い捨て、秋の終わりに消滅する。ミツバチは何年も営巣活動を続ける。ミツバチは主に5月に、分蜂と云って約半数のハタラキバチを女王が連れ出し、別の場所に引越しし、巣が2つになる。これはミツバチの繁殖行動である。
何でも食べ、繁殖力旺盛で生命力が強い。ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類が人間生活の中に侵入してくる。餌となるものを片付ける事が肝要である。地下鉄、地下街のある大都会では、クマリン系殺鼠剤の効かないスーパーネズミが横行する。
世界で約1万種が知られている。この中で動物から吸血する何種類課のダニが問題となる。ほとんどの種類は1mm以下と小さく、肉眼では見えにくい。そのため、皮膚の病的異常もダニが原因と思い込まれることがよくある。人を刺す主なダニ:イエダニ、ツメダニ、トリサシダニ、ツツガムシ。
シロアリと肩を並べる歴史の古い昆虫で、全世界で約4000種、日本では約40種が生息している。その内、屋内で住む数種類が問題となる。何でも食べ、繁殖は盛んに行う。見た目も悪いので非常に嫌がられている。殺虫剤に抵抗力をつけ、繁殖力は強い。台所等を歩き回り、食中毒菌や感染病の媒介をすると言われている。
シロアリは枯木を食料とする自然界の掃除屋である。歴史は古く、3億年前といわれている。高温高湿を好む日本では、イエシロアリ(3群で数10万匹)、ヤマトシロアリ(1群で1~3万匹)の二種類が、家屋等に以外を与えるシロアリ。社会生活(女王、王、兵アリ、職アリ)を営む昆虫で、普段は機の中、土の中で生活し、人目にはつかない。ある時期に羽アリの群飛(スオーム)を作り、繁殖する。